バベル 2017年04月25日 美術 トラックバック:0コメント:4

INSIDE BABEL

上野・東京都美術館で18日から、ブリューゲルの傑作「バベルの塔」が展示されます。
24年ぶりのことだそうで、他にもヨーロッパでは現在ブームとなっている、ヒエロニムス・ボスの作品を始め、
16世紀ネーデルランドの画家たちによる作品も90点近くやってくるという「バベル展」。
たいへんな混雑が予想されるようです。

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いちおう若いころにブリューゲル、ボスに影響を受けた私にとって、
なにがなんでも観ておきたい展覧会なのですが、タイミングによっては3時間、4時間待ちは当たり前といいますから、
脚に軽い血行障害を持つ身としては、まさに苦行のような時間です。

こういう場合の主催者側というのは、無慈悲なものですね。

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(2014年国立博物館における「キトラ展」の混雑)

炎天下で何時間立っていようが、観たいのだったら我慢しろよー。
そういう声が聞こえそうで、罵りたくなった記憶が何度かあります。

ところで、この会期中、都美術館ロビーでもうひとつのバベルが展示されます。
それが「INSIDE BABEL」という作品です。

大友

「INSIDE BABEL」とは、バベルの塔の中はどうなっているのだろうという疑問を持った、
漫画家で映画監督の大友克洋さんが、実際にオランダのベーニンゲン美術館を訪れ、
美術館の学芸員との意見交換などを経て研究と検証を重ねた50枚を超えるスケッチを元に、
デジタルコラージュの手法で作成したという興味深い作品です。

「BABEL」と「INSIDE BABEL」。
是非観たいものですが、悩むところです。


参考として過去ログ、「ボッシュとブリューゲル」また「ボッシュとその時代」をリンクしておきます。




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・・・・・ 2017年04月21日 未分類 トラックバック:0コメント:8

不幸がありましたので、

すこしのあいだ、

ブログを休ませていただきます。




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木の芽と 2017年04月20日 里山 トラックバック:0コメント:14

たけのこ。

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庭の山椒の若葉が育ってくると、決まって谷津田の筍が顔を出すようだ。
こうした両者の関係は数年前にやっと判ったことである。
その山椒が今年も瑞々しい若葉を広げ始めた。

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これはじっとしているわけにはいかない。
さっそく多部田の谷津田に分け入ったのである。
長い読者にはうんざりするほど見飽きた風景かと思うが、我慢してお付き合い頂きたい。

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谷津田の奥へ行くにしたがって、筍の時期には見慣れない光景が目についた。
それは谷津田を縁取る林の中に、まるで道しるべのように咲いている山桜。

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そういえば桜の開花が遅かった今年。
桜を眺めながらの筍狩も、初めての経験である。

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桜の咲くあたりから竹林が始まる。
竹の葉が黄ばんで見えるのは、地中の筍を育てるため。
ほかの草木の秋のありさまに似ているので、《竹の秋》と呼んでいる。

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筍を探してみるが、なかなか見つからないのは、
まだ時期が早かったのか、もしくは既に掘られてしまったのか定かではない。

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(2016年、4月撮影)
毎年苦労せずに、これぐらいは持って帰れたのだが。

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やっと一本、たぶん先人が見逃したらしい筍を見つけた。
これは連れ合いが招待した嫂に譲る。
どうやら来週あたりからが、筍の盛りかもしれない。

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細い用水には菖蒲が伸び始めている。

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土手は土筆、

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カンゾウ、セリ、ところによって蓬が集合していたり。
筍が不漁でも、食料となる野草には事欠かないのである。

とはいっても、筍を持たずに帰るむなしさよ・・・





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路地裏中華 2017年04月18日 料理(中) トラックバック:0コメント:26

上海トマタマゴ。

ぱぱっとそれらしい料理を作ってしまう、調理師免許を持たない料理人です。
今日もぱぱっと作ります、なんちゃって中華。

まずは表題の「上海トマタマゴ」
湯剥きしたトマトを3センチ角に切りまして、サラダオイルで炒めるのですが、
炒めるといっても、火を通すという感じですかね。

途中で塩をパラパラと振ってくださいな。
温めてなおかつ塩を振ったトマトは、甘みが増すのでございます。
そこに鶏がらスープで味付けした溶き卵を流して、手早くスクランブルしませう。

トマタマゴ

タマゴがぽろぽろにならない前、ふわふわの状態で器に盛ってください。
パセリを散らしてもいいし、ブロッコリーの穂を散らしてもいいでしょう。
ところで、なんで「上海」なのか調理人にも判りませんがね・・アハハハ。

お次はベビーホタテを使います。「香港ホタテマン」でございます。
ホタテをニンニク、塩、胡椒で炒めて、そこにお浸し用に湯がいておいたほうれん草を加えます。
味が足りなければ更に塩を加えて、さっと炒めれば出来上がり。

トマタマゴA

ホタテからいいダシが出ますのでね、塩だけで十分に美味しいのですよ。

さて、最後は・・・「南京バラメンマ」といきませう。
豚バラ肉塊り100gを数ミリ厚に切り、それをフライパンで裏表よく焼きます。
バラ肉は一旦取り出しましょう。

鍋に水、酒、醤油、味醂、鶏がらダシ、唐辛子一本を入れたら、市販のメンマ100gと先ほどのバラ肉、
それにピーマン乱切り2個分を加えて、弱火で煮込みます。
汁気が少なくなったら器に盛りませう。

トマタマゴB

これだけで紹興酒を1本空けてしまいそうです。

トマタマゴC

ところで、上海、香港それに南京には、どういう意味があるのかと、お訊ねの方が必ずいらっしゃる筈。
えー、何の意味もないのですね、これが・・・ワハハハ。

ただ、「上海トマタマゴ」につきましては、あのアリスの谷村新二さん。
あの方は2004年から中国・上海音楽学院で教授を務めていましたが、
そこで出会った料理だそうで、暫らくは病みつきになってしまったそうです。

テレビのトーク番組かなにかでその話を見た後でしょうか、同じく病みつきになった南亭でした。
ということで谷村新二さんにちなんで名づけたわけなんですがね・・・
あとの香港、南京は口からでまかせです~。


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爛漫 2017年04月17日 漫歩 トラックバック:0コメント:18

いなげの家。

桜花が短い命を閉じやうとしてゐる。
その上に昨日の強風である。

それまでは辛うじて踏ん張ってゐた花々も、堪らずに枝を離れてゆく。
名残惜しさうに落ちる花、未練を断つやうに飛ぶ花。
いづれにしろ浮かれた幾日かは、今年も夢のやうに去ってしまったのである。

ところで、あのお屋敷は今頃どうなってゐるのだらうか。
気になって訪れてみたのである。

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新婚の愛新覚羅薄傑(あいしんかくら・ふけつ)と浩(ひろ)が、半年暮らした「いなげの家」。

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幾度も訪れてゐるのだが、桜の季節は記憶になくて。

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やはり花の候である。

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桜は無論のこと椿、石楠花など様々な花が迎えてくれた。

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春風が心地よい縁側で、しばし忘我のひととき。

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いなげの家について、詳しくは薄傑と浩をご覧になって頂きたい。

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いなげの家を出て、またまたあの路地にあるラーメン屋に入る。

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あいかわらず賑わってゐる。

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ご町内のラーメン屋がこうして健在なのは、非常に目出度いことである。


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