着更着 2017年02月27日 俳句写真 トラックバック:0コメント:4

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ラーメン紀行(完) 2017年02月25日 外食 トラックバック:0コメント:16

THE 東京拉麺。
3000店といわれる東京のラーメン屋さん。
その一割すら足を運んだことのない私が、ラーメンについて語るのは実におこがましいのですが、
心に残った何店かをご紹介したいと思います。

まず、浅草と参りましょう。
浅草には半世紀を越える中華料理屋、ラーメン屋が多く、写真を撮って絵になる店が何軒もあります。
その中で割と新しい部類ですが、よく訪れるラーメン屋が「メンマル」です。

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浅草は「花やしき」の外れ、ひさご通りの入り口にその店はあります。
なにがお気に入りかって、そのお値段!なんと今時320円!ちょっと前までは290円だったのですよ。
しかも、手抜きなしの透き通った江戸前ラーメンです。

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魚介を使わないさっぱりとしたスープに、中細の麺。
やや麺の量が少ないかな?という感じですが老人には、このくらいが丁度いいのかもしれません。

お次は上野アメ横です。
「珍々軒」という、あまり声に出したくない店名ですが、
アメ横の裏通りで昭和23年からやっているという、屋台系ラーメン。

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まず、この景色がなんともいえません。
かっこよく言えばオープンテラスのラーメンショップと言っていいでしょうか。
澄んだ鶏がらスープに中細麺と厚切りのチャーシュー。
ポツンと浮かんだインゲンが愛嬌ありますね。

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ここは週末ともなると、たいへんな行列が出来るものですから、
私は平日の上野美術館、博物館のついでに立ち寄っています。

最後は、店のたたずまいからして究極と言うべきラーメン屋です。

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ここは偶然見つけたところで、門前仲町から永代通りを隅田川に向かって歩いてますと、
隅田川の手前、運河の名残りにかかった福島橋のたもとに、まるで映画のセットのような小屋と、
中華そば「おはる」の看板が目についたのですね。
これは立ち寄らないわけにはいきません。

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昭和36年創業といいますからこの場所で50年以上、変わらぬ店構えで中華そばを供してきたのでしょう。

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店主は80歳を超えてまだ元気に麺を湯がいていて、ツユを仕込んでいるのは息子さん。

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さて期待の中華そばですが、いい顔してます。
ゆで卵には飾り切りを入れるという、丁寧な仕事です。
そしてあっさり目なのに、だんだんコクがでてくるようなスープ・・・。

ともかく店も親父さんも中華そばも、なにもかもが絵に描いたようなラーメン天国でした。
ちなみに、店名「おはる」とは先に旅立った奥さんの名前だそうです。


まだまだ、東京で一番古いといわれる東銀座の「萬福」や、築地場外の人気店「井上」など書けばキリがありません。
しかし何杯もラーメンを見せられたら、食傷もいいところですよね。
なのでこの辺で「完」とさせていただきましょう。

つたない《ラーメン紀行》に長々とお付き合いいただき、まことにお疲れさまでした。


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いつもポケットに 2017年02月23日 雑話 トラックバック:0コメント:16

パルスオキシメーター。

パルスオキシメーターとは、赤色・赤外の2種類の光を利用して、
血液中の酸素と結びついているヘモグロビンの割合をパーセント(%)で表示する医療機器です。
ヘモグロビンの割合のことを血中酸素飽和度あるいは記号でSpO2と言い、
医療関係者はこれをサチュレーションと呼んでいます。
また、パルスオキシメーターはSpO2だけでなく、脈拍数も同時に測定表示します。

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健康であればサチュレーションは96~99%の範囲ですが、
肺や循環器に疾患を持っている方が、風邪や肺炎を起こすと急激に値が下がることがあります。
一般に、サチュレーションが90%を切れば(急性)呼吸不全と判断されますが、
90%にまで下がっていなくとも平常の値から3%~4%の下降をすれば、
何らかの急性の疾患を引き起こしている可能性があるといいます。

このパルスオキシメーターのことを知ったのは、肺炎で入院してからです。
看護師さんが朝、昼、晩と指にメーターを挟んで、サチュレーションを計るのです。
当時の日記を見ますと、入院3日目のサチュレーション、その最高値は91%。
しかも酸素の補給を受けてのことですから、よほどの重症だったのですね。

それが1週間後は95%、翌週は酸素吸入を外した状態で96%でしたから、
我ながら驚異的な回復だと思ったものです。
しかし、病院内の歩行練習では10メートルも歩くと90%に下がり、
酸素ボンベを携行しなければ、呼吸不全に陥るところでした。

酸素無しで目標の100メートルを歩けたのが、入院2週間過ぎたころです。
そして入院24日目、退院の許可を貰ったのですが、以下のような注意を守るようにという条件付きでした。

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(右が携帯用酸素ボンベのセット、左は交換用ボンベ)

第一には外出時に酸素ボンベを携行すること。
また家庭においては、入浴時に酸素を吸入すること。
毎日サチュレーションの記録を付けること等など、実に多岐にわたっているわけでして、
中でも外出時の酸素ボンベには大きな抵抗感がありました。

鼻からチューブを垂らして酸素ボンベを引っ張る姿を、あまり町内の目に晒したくないのですね。
笑われることには慣れてますが、同情されるのは到底耐えられないので。。。
どうしてもなら寝静まった深夜にということになりますが、なにせ夜は氷点下の時節でしたから、
肺炎の種を持っている身には、自殺行為に近いわけです。

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そこで昼間の歩行訓練は酸素を持たずに、少しずつ距離を伸ばして行こうと考えました。
ゆっくりゆっくりと歩いて、数十メートルから百メートル・・・
そして大晦日には、なんと数百メートル以上離れた駅まで距離を伸ばすことができたのです。

さあ、これで完全復活かと思うでしょう。
しかしですね、坂道、それも緩やかな上り坂を1分登っただけで、サチュレーションは93、92に下がるのです。
未だにそうですから、まだまだ肺の炎症は完治していないのでしょう。

ポケットには・・・
森永の《塩キャラメル》だけにしたいものです。



寒あけ



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奇跡の歌声? 2017年02月21日 音楽(其他) トラックバック:0コメント:21

サラ。

奇跡の歌声、そして《サラ》といえばイギリスの歌手サラ・ブライトマン。
「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」の爆発的ヒットは、まだ記憶に新しい。

だが現在、「奇跡の歌声」「サラ」で検索すると、いきなり《サラ・オレイン》という名前がヒットする。
Wikiで調べるとサラ・オレインは、1986年オーストラリア生まれのヴォーカリスト、ヴァイオリニストとある。
母は日本人の音楽家で、5歳からヴァイオリンを学び14歳より声楽のレッスンを受ける。

シドニー大学へ入学。在学中は言語学および音楽学(パフォーマンス・作曲・音楽理論)を専攻した。
2006年、世界の大学成績優秀者上位10%のみ入会が許される ゴールデン・キー国際名誉協会員に選ばれる。
学業に励む傍ら、ヴァイオリニストとして多くの演奏会を開いている。

2010年、シドニー大学をハイディスティンクション(最高点)で卒業。
2012年6月デビューアルバム 「セレステ」発売開始。セレステはiTunesヴォーカルチャートで1位となった。
2016年4月より NHK Eテレ おとなの基礎英語のレギュラー出演開始。
2016年5月5日 第一ホテル東京にて初のディナーショー開催。

ざっと、このようなプロフィールだが、直近ではこの歌声を耳にした方も多いだろう。
NHK金曜ドラマの主題歌『Little Doll』



その歌唱力もさることながら、
絹のようなビブラートが、まことに美しい。




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ラムサール 2017年02月19日 房総 トラックバック:0コメント:18

谷津干潟。

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京成谷津駅を降りると小じんまりした商店街が見える。
谷津遊園があった頃は、休日ともなると溢れるほどの人出だったが、
ディズニーランドが開業するとともに谷津遊園の客足は遠のき、
昭和57年閉園に追い込まれると、自然にこの商店街も賑わいを失ったのである。

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それでも私鉄の小さな駅前にしては、どことなく華やいだ趣がある。
遊興の人々を迎えていた名残りだろう。

商店街を突き抜けて暫らく歩くと、潟が見えてくる。
谷津干潟(やつひがた)は、千葉県習志野市谷津および秋津にある約40haの干潟である。
1988年に国指定谷津鳥獣保護区に指定され、さらに1993年ラムサール条約登録地に登録された。

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サギ類・カモ類・カモメ類などの水鳥が一年を通して見られ、
年間を通じて約80種類、少ない時でも40種類の鳥が飛来する。
また、シギ・チドリ類が飛来する場所として全国的に有名でセイタカシギが定着するなど貴重な環境である。

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この日、ちょうど満潮と重なったらしく、中州は水没して鴨の姿しか見えなかったが、

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汐が引くとこのようにさまざまな野鳥が餌を求めて訪れるため、
野鳥愛好家、または写真愛好家たちが、大きな望遠レンズの砲列を作る。

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干潟を一周する遊歩道があり、ゆっくり巡ると一時間ちょっと・・・。
途中には自然観察センターがあり、ここを休憩場所にする人も多い。

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再び商店街に戻る。ビルの間で異彩を放つ洋館が目につく。
『蛍明舎』というカフェ、いや、あえて「純喫茶」と呼ばせていただこう。
かの村上春樹氏も通ったという名店である。

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店内は程よい薄暗さで、重厚なカウンターも心地よい。
フランス風のサンドウィッチ《クロックムッシュ》と、ブレンドコーヒーを注文する。
ホエー豚のロースト、もうひとつは卵。
それをパンに挟んで焼いたホットサンドが《クロックムッシュ》。

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それとなくハーブが効いていて、一筋縄のサンドウィッチではない。
美味しいのはもちろんだったが。

ちなみにこの『蛍明舎』は、市川市の八幡でも営業していて、
八幡といえば以前、永井荷風が愛したトンカツの「大黒屋」を紹介したが、
(かつ丼)
そのトンカツを食べたあと、『蛍明舎』で珈琲というコースも捨てがたい。


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