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台風15号 2019年09月12日 時事 トラックバック:0コメント:15

風速60メートルということ。

9月8日深夜、関東に上陸した台風15号は、房総半島に過去最悪の被害を齎しました。
なにより関東の観測史上未曾有の、瞬間風速60メートル近い暴風で、
送電用の鉄塔が倒壊し、市中の電柱が多く倒れたことによって90万戸以上が停電し、
房総の中部から南部にかけては完全に麻痺してしまったのです。

瞬間風速50メートルを超すと、トラックも横転するといわれています。
それが57メートルとは想像もつかない猛威ですが、
たしかにわが家も今まで経験したことのない揺れに、何度も見舞われたものです。

眠れない夜を過ごしたその朝、近くの公園を覗いてみると・・・・

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樹齢60年のプラタナスが、

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根元から倒されています。

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圧倒的な暴風の威力を目の当たりにして、

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呆然とするばかりでした。

それにしても、やれAIの時代だ、やれ宇宙移住も遠くないなどと、
科学の成果を誇っている人類ですが、災害の前にはまったくの無力なんですね。
台風のひとつも、消滅させることができないなんてね。



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ひのまる 2019年09月10日 雑話 トラックバック:0コメント:22

狂い咲き。

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今年、わが家の槿は異常だった。

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庭の槿は、通称「日の丸」と呼ばれる白槿である。

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例年は7月の頭あたりから二つ三つと開いて、八月一杯小出しに楽しませてくれるのだが、

今年の日の丸は7月の後半、一挙に花を広げてしまった。

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異常な長梅雨だったせいかも知れない。

そうこうするうち、私は手術のため入院することになった。

10日ほどで退院したわけだが、帰ってみると槿は全て散るか萎むかして、
これまた珍しいほど素っ気なく終わってしまったのである。

槿の異様さと、癌手術との因果関係は無い・・・
筈だ。


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青い影。 2019年09月07日 音(他) トラックバック:0コメント:18

原田芳雄、やはりカッコいい!!

原田芳雄

ILLUSTRATED BY NANTEI

原田芳雄が亡くなって9年になりますが、

彼の歌を聴いたことがありますか?

このプロコル・ハルムの「青い影」。

私は、何度聴いてもしびれるのです。




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十七文字の風景 2019年09月04日 伝統 トラックバック:0コメント:16

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おわら風の盆。


越中八尾は富山駅から高山線で20分、人口二万人ほどの小さな町である。

その越中八尾といえば、おわら風の盆。
風の盆は最も静かで幻想的な盆祭りかもしれない。

静かといえばこの風の盆ではマイクは一切使われない。
従って町ごとの音曲も遠くから近付いてきて、 目の前を通り過ぎると闇の中に消えてゆくような、
なんともいえない余韻に包まれるのである。

踊りは優美で、歌も音曲にもそこはかとない哀愁がある。

特に胡弓を使うのは全国でも珍しく、太棹の三味線を従えて啜り泣くように鳴り出すと、
菅笠を目深に被った若い男女が、風のように舞い始めるのだ。
菅笠から覗く顔半分とうなじは、 ぼんぼりと家々からの柔らかな光を受けてはっとするほど美しい。

中には少女らしい姿も何人か見受けられる。
八尾の町では生まれて歩けるようになると、誰でも「おわら」を踊り始めるといわれているが、
まだ中学生ぐらいだろうに、流れるような手振りは大人にひけを取らない艶がある。

「おわら」は女は女踊り、男は男踊りと振り付けが分かれていて、しばらくは別々に豊年の祈りを舞ううちに、
やがて男女が慕い合い忍び合う恋情の踊りになってくる。



実際、民謡おわら節の内容は、ほとんどが叶わぬ恋の歌である。
《見たさ逢いたさ想いがつのる 恋の八尾はオワラ雪の中・・・》
秘めやかな情念はかえって胸を熱くする。

この艶美な民謡を祭りの本番で歌うのは、何十年も歌い込んだ人たちに限られている。
越中おわら節は民謡のなかでも難曲中の難曲といわれているが、
まず音階がとんでもなく高くしかもゆるやかな拍子なので息継ぎにも大層苦労するのだ。

だからそれなりの訓練と経験が必要になるのだが、
越中では八尾を中心に子供の頃から踊りはもちろん、「おわら節」に慣れ親しむ習慣があったことで、
その素晴らしい声の伝統を守ってきたのだった。

私はこれまでに風の盆には二回しか行ってないが、
一番忘れられない光景は東の空が白む頃。

踊り疲れた男女が、二人三人と我が家を目指して去ってゆき、
最後に人影が少なくなった朝もやの中を、三味線は太い拍子を刻みながら街角の左へ、
胡弓はひたすら楽器を泣かせながら、右へと消えてゆく情景である。
その背中におわらの粋と誇りを見るような気がするのだ。

瓦屋根に朝日が鈍く反射しはじめると、八尾の町は遅い眠りにつく。

風の盆は毎年9月1日から、三日三晩訪問者を魅了してやまない。


※この記事は俳句と映像は別として、毎年同じような文章です。
風の盆を語るには残念ながら私の筆力では、これ以上のものが書けないからです。
でも少年時代を過ごした故郷、富山での最も美しい記憶、おわら風の盆。
秋風が立つ頃になると、どうしても話さずにはおれなくなるのです。


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八月詠 2019年08月31日 俳写 トラックバック:0コメント:26

避暑。


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思ったより早めに退院できて、なんとか八月の写真俳句にすべり込み。
病床で指折りながら作っていましたが、まだまだ推敲が足りないようです。
あ、それはいつものことでしたね~


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