爛漫 2017年04月17日 漫歩 トラックバック:0コメント:18

いなげの家。

桜花が短い命を閉じやうとしてゐる。
その上に昨日の強風である。

それまでは辛うじて踏ん張ってゐた花々も、堪らずに枝を離れてゆく。
名残惜しさうに落ちる花、未練を断つやうに飛ぶ花。
いづれにしろ浮かれた幾日かは、今年も夢のやうに去ってしまったのである。

ところで、あのお屋敷は今頃どうなってゐるのだらうか。
気になって訪れてみたのである。

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新婚の愛新覚羅薄傑(あいしんかくら・ふけつ)と浩(ひろ)が、半年暮らした「いなげの家」。

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幾度も訪れてゐるのだが、桜の季節は記憶になくて。

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やはり花の候である。

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桜は無論のこと椿、石楠花など様々な花が迎えてくれた。

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春風が心地よい縁側で、しばし忘我のひととき。

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いなげの家について、詳しくは薄傑と浩をご覧になって頂きたい。

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いなげの家を出て、またまたあの路地にあるラーメン屋に入る。

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あいかわらず賑わってゐる。

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ご町内のラーメン屋がこうして健在なのは、非常に目出度いことである。


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桜と 2017年04月07日 漫歩 トラックバック:0コメント:14

学生街の喫茶店。

JR千葉から一駅目が西千葉である。
西千葉駅の西側一帯は、すべて千葉大学の構内といってもいいほどその敷地は広大だ。

ふと、千葉大の桜を見たいと思った。

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桜の季節は新しい人生が始まる季節でもある。
入学、入社、新天地・・・
桜の開花は希望と一体になり、人々を浮き立たせて止まない。

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桜はまだ五分咲きといったところだったが、
新入生を迎えるキャンパスの、どこもかしこも薄桃色に染まっているようだ。

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この道の奥には付属小学校、更に奥には付属中学校がある。
娘はこの中学校に入学した。
義父母も私たちも、この桜道を通って入学式に臨んだのだった。
みんな若かった。義父母も・・・

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考えてみれば、あれからX十年ぶりに訪れた道である。
義父母はすでにこの世になく、娘には孫が生まれて久しい。
年をとると回想は感傷的になる。
桜はそんな老人にお構いなく、咲いては散ってゆく。

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しかし、大学構内というのは非常に面白い。
不思議なかたちの研究棟がいくつも点在していたり、

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広々とした薬草園が現れたり。

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国立千葉大学。
華やかな大学ではないが、近辺は学生を相手に営む食べ物屋などが多く、学生街の趣がある。

古時計

ちょっと前まで純喫茶も四軒を数えていたのだが、その中でも風格ある『古時計』に魅せられて、
西千葉を散策する折は、必ずここを休憩の場所としていたのだが、

古時計2

次々と姿を消してゆく純喫茶、その最後の砦ともいうべき『古時計』も一年前に閉店してしまった。
在るのはスタバ、ドトールといったフランチャイズ系のカフェだけである。
味気ないこと夥しい。

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仕方がないから、ちょっと変わったカフェで休むことにした。

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この『プルメリア』は、その名が示すとおりトロピカルなカフェである。

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タヒチの音楽が流れる中、客は私独り。
不思議な珈琲の味・・・



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津々浦々 2017年03月27日 漫歩 トラックバック:0コメント:20

シャッター通り。
先だって、相次ぐ百貨店の閉店についてお話しましたが、
地方の地盤沈下は百貨店だけではありません。
通称「シャッター通り」と呼ばれる商店街が、行く先々で目に付く昨今です。

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この光景はなんと千葉市の、それも県庁間近の商店街。

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ご覧のとおりシャッター、またシャッターの連続ですね。

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往時は県庁のお偉いさんや、土地の名士たちが頻繁に訪れていたという料亭の「安田」。
このビルの裏手、その由緒ある日本建築は取り壊されて、駐車場になっていました。
あまりの広い駐車場に、思わず身震いです。

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すっかり寂れてしまった市場町という商店街の中ほどに、教会の案内版が見えます。
その細道を入ると「千葉教会」の礼拝堂に突き当たるのですが、明治28年竣工の、県内では最も古い教会です。

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非常にすぐれた建築意匠で、よくぞあの大空襲に生き残ったものです。

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結局、シャッター通りで廃れないのは、この古い礼拝堂だけなんて皮肉な話ですね。

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この商店街の裏手が亥の鼻山という小高い公園になっていて、登るにつれて千葉城の天守が見えてきます。
この城はむろん模擬城ですし、実際ここに城郭が存在した事実はありません。
豪族、千葉氏の館だったことは確かですが、「城郭評論家」にして「遊郭研究家」の南亭としては、
史実を無視した天守閣は、何時見ても愉快なものではないのです。

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その天守閣の周りは、早くも花見の準備が進んでいます。
花はまだまだ、五分咲きにはあと一週間でしょうか・・・

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休憩は天守に近い茶店、「いのはな亭」です。

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夏はラムネを飲みながら、一息つくのが楽しみの茶屋です。
この日は甘酒にしました~!

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そういえば、猪の鼻公園のぼけの花が見事でした。

ぼけ


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ミモザ 2017年03月15日 漫歩 トラックバック:0コメント:30

MIMOSA2017

三月八日はミモザの日 

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ミモザサラダをつくりませう まづは卵で炒りたまご 

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ほうれん草の一束と ハーフベーコン四枚ほど

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フライパンにオリーブ油 ベーコン炒めてかりかりに

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ほうれん草のざく切りを 加えてお酢と塩胡椒

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お皿に盛って先ほどの たまごをほろほろ散らしませう

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まるでミモザの一房を お皿に乗せてきたやうな

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まさしく春のサラダです


3月8日は国連が決めた「国際女性デー」です。
1904年3月8日にアメリカで女性労働者が婦人参政権を求めてデモを起こしたことがきっかけで、
1910年にコペンハーゲンの国際社会主義会議において、
「女性の政治的自由と平等のために戦う」日と提唱したことから「国際女性デー」と制定されました。

イタリアではこの日、「フェスタ・デラ・ドンナ=女性の日)」とされ、
男性が日ごろの感謝を込めて、母親や奥さん、会社の同僚などにミモザを贈ります。
このことから「ミモザの日」とも呼ばれるようになったそうです。

今年も無事に千葉港の、大ミモザの姿をお届けすることができました。
私は・・・、健康に感謝です。



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ふるさと農園 2017年02月07日 漫歩 トラックバック:0コメント:16

観梅。

農園の梅も五分咲きになった。
いつもだったら青葉の森公園の梅園を訪れるのだが、
今年はひっそりと咲いている梅を愛でたくて、花水川を溯る。
もしかしたら『ふるさと農園』で、鄙びた梅が見れるかもしれないと思ったのである。

千葉市ふるさと農園は農業講習や実習などを通して土や自然に触れ、
農業に対する理解を深めてもらうための施設である。

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長屋門から入ると、

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園内には整備された畑、花畑、田んぼ。
あるいは水車小屋。

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奥に大きな茅葺きの母屋がある。

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入り口には、魔除けのひいらぎと豆の枝がぶら下げられて、
これはこの地域の節分の風習という。

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南に面した大きな縁側には日がさんさんと当たっていて、腰掛けると尻から暖かさが這い上がってくる。
昔はこういう縁側でお茶や漬物を振舞われて、世間話に花を咲かせていたのだろう。

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そして、期待通りの梅に出会った。
早春の光を浴びて奥床しく輝いている白梅。
梅の花一輪咲いても梅は梅
土方歳三の句が浮かんでくるのは、何故だろう。

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花水川の上流は、ご覧のとおり手付かずの自然が残っている。
上流といっても、住宅地からそう遠くない風景である。

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川に沿って街中に出る。時々立ち寄るのが「石窯パン工房」。
パンを買うと珈琲が無料で飲める。
天気のいい日は、買ったパンを外のテーブルで味わう。

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この日は「アスパラベーコンサンド」と「野沢菜パン」。
「野沢菜パン」は初めて食べたが、もちもちのパンの中に炒めた野沢菜が入っていて、
意外性はもちろん、その味にはすっかり参ってしまった。



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