昭和残照(其の三) 2017年06月20日 漫歩 トラックバック:0コメント:16

京成大久保商店街。

農夫としてもリタイア状態になると、時間を持て余すようになった。
そこで散歩も兼ねて昭和の匂いが色濃く残った街並みを、探訪してみようと思ったのである。


三回目は習志野市を訪れた。
京成津田沼から成田方面に向って一駅目が、京成大久保という駅である。
降りてみると、予想外の長い商店街が出迎えてくれた。

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これは楽しみだ。

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鳩の街ほどではないにしろ、昭和がそこここに散らばっているような商店街である。

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ところどころの廃れ感も言うことなし。

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この床屋さんの佇まいはどうだ!

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中ほどで地中海風のビルを見つけた。

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食べ物屋で埋まった、南亭好みの猥雑さ。。。
そうだ!ここで昼食を摂ろう。

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おあつらえ向きの店があった。
カフェレストランとあるが、一時代前の洋食屋さんという趣の「ノースファーム」。

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こういう店は、年季の入ったハヤシライスとかオムライスが美味しいに違いない。
メニューにハヤシはなかったが、どうやらオムライスが売りらしい。
迷わずオムライスにする。

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ソースはケチャップ系ではなくドミグラスで、しかもカレースパイスを隠し味にしているようだ。
珍しいソースだがなかなかいけます。

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この商店街、若者が目立つと思ったら、日大と東邦大の学生街だった。
ひょんなことで降りた駅だが、思わぬ拾い物をしたようである。


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昭和残照(其の二) 2017年06月07日 漫歩 トラックバック:0コメント:24

鳩の街。

農夫としてもリタイア状態になると、時間を持て余すようになった。
そこで散歩も兼ねて昭和の匂いを色濃く残した街並みを、探訪してみようと思ったのである。


今回は永井荷風が愛した町、玉の井、鳩の街界隈を散策する。
玉の井は昭和33年の売春防止法施行まで、墨田区東向島に存在した私娼街である。
永井荷風の小説『濹東綺譚』、滝田ゆうの漫画『寺島町奇譚』の舞台として知られる。

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滝田ゆう「寺島町奇譚」より

鳩の街は玉の井から1キロ離れているが、同じく私娼街だった。
現在は当時の雰囲気を残した商店街として、また文学の舞台として訪れる人が多いという。

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「こぐま」は昭和2年築の古民家を利用したカフェ。

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その斜め向かいに「雨カフェ」という気になる店があった。
NPO法人「雨水市民の会」が運営するカフェらしい。
貴重な水資源である雨水の有効活用、水不足支援の活動PRを兼ねて隔週の土日、カフェをオープンしているそうだ。

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商店街のちょうど真ん中に位置する古いアパート「鈴木荘」。
現在は町興しの一環として、若いクリエーターたちに期限付きで安く貸し出している。

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ところどころの屋根越しに、スカイツリーが迫って見えるのは、
さすが墨田区と妙な感心をしてしまう。

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「路地尊」と呼ばれている消化用のポンプ。



さまざまな思いのよぎる街だったが、言葉にすると支離滅裂になりそうなので、写真紹介に留めておく。
この日はあいにくの日曜日で、古くからの食堂がお休みだったから、昼飯は「曳舟」駅周辺で探すことにした。

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迷いに迷って入ったのが、魚料理の店。

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蕎麦と漁師丼のセットは、可もなく不可もなく・・・

夏着



鳩の街へは千葉から行くと、京成線の「京成曳舟」が乗り換えなしで便利だが、
降りてからの近さでは、東武亀戸線の「曳舟」がいいだろう。
東武線に乗るためにはJRの「亀戸」で乗り換えるのだが、この東武「亀戸駅」がまた不思議な光景で、
亀戸天神を控えた繁華街の駅とはとても思えないほどの、侘しい有様なのであった。

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じいさんが 2017年05月30日 漫歩 トラックバック:0コメント:22

スイーツ頼んでいいですか?

組み立て式のラック「パンチング・ラック」を探しに、ホームセンターへゆきました。
いちばん近いホームセンターは、作草部というところにあります。

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ここはモノレールが便利なので、モノレールに乗って作草部駅で降りました。

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滅多に訪れることのない街です。
緑の多い気持ちのいい通りが、一直線に続いてました。
「作草部坂通り」というそうです。

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ホームセンターでは気に入ったラックが見つかりませんでしたが、
来る途中で見かけた建物が気になり、立ち寄ってみました。

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「さかい珈琲」と大きな文字が見えて、これは喫茶店でしょうか。
クラシックなまるで西洋の館風な雰囲気です。
じいさん一人で入っていいのかな?

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中もいい雰囲気です。

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ここに座っていいですか?

当然、メニューがやってきます。
「有機ブレンド珈琲」って、コーヒーのことですよね。

そうそう、入院してからこのかた甘いものが好きになりまして、
きっとお酒を控えなければならなかった反動と思いますが、
この日も無性に甘いものが欲しくなりました。

メニューの写真とお値段と睨めっこすること四半刻。
決めたのは、おじいさんが頼んではイケナイようなピンク色のスイーツでした。

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ベリーパフェ!ベリーマッチ!


後で調べたところによりますと、「さかい珈琲」の本店は岐阜市にあり、
クラシックモダンをコンセプトにチェーン展開を行っているそうです。
現在、中部・関東で12店舗と書いてありました。



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昭和残照(其の一) 2017年05月22日 漫歩 トラックバック:0コメント:26

砂町銀座。

深川に所用があったついでに、懐かしい砂町の商店街に寄ってみようと思ったのである。
東西線南砂町駅から亀戸方向に歩くと、砂町銀座というサインが見えてくる。
東京で行ってみたい商店街の三本指に入るという、人気の商店街である。

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全長は670メートル、約180の店舗が並ぶ。

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人気の理由は昭和の面影が色濃く残っていることだろう。

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ここに来るのは30年ぶりだが、殆ど当時のままだということに少なからず感激。

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下町商店街の特色は総菜屋さんが多いことだろう。

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どれも食指が動く店ばかり。

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かと思うと表でマグロの刺身を売っているその奥が、珈琲店になっているというカオス!

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とある総菜屋で珍しいものを見つけた。
青柳のフライ、一本200円。これは未知の食べ物である。
二本買おうと思ったら、先客が三本せしめて行った。
最後の一本をせしめられないように、急いで200円を置く。

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深川に住んでいた頃は、
魚勝という魚屋が営む寿司屋「海幸」(ここを目当てに来る人も多い)で、食事をしていたものだが寿司は重いし、
かといって小腹も減ってきたというわけで、雰囲気満点の「おもかげ食堂:銀座ホール」に入る。

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昭和13年から続く歴史的な食堂である。

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豊富なお品書きの中から、手っ取り早くラーメンを注文する。
「なんでも食堂」の割にはしっかりしたスープで、まことに旨い!

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帰宅して、さっそく土産?の青柳フライを賞味する。
ソースは使わず、ぱらぱらと塩を振っただけで口に運ぶ。
青柳独特のふっくらした食感と、海の旨味が堪らない!

もう少し早く行って、4本は手に入れたかったと悔やむことしきり。


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爛漫 2017年04月17日 漫歩 トラックバック:0コメント:18

いなげの家。

桜花が短い命を閉じやうとしてゐる。
その上に昨日の強風である。

それまでは辛うじて踏ん張ってゐた花々も、堪らずに枝を離れてゆく。
名残惜しさうに落ちる花、未練を断つやうに飛ぶ花。
いづれにしろ浮かれた幾日かは、今年も夢のやうに去ってしまったのである。

ところで、あのお屋敷は今頃どうなってゐるのだらうか。
気になって訪れてみたのである。

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新婚の愛新覚羅薄傑(あいしんかくら・ふけつ)と浩(ひろ)が、半年暮らした「いなげの家」。

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幾度も訪れてゐるのだが、桜の季節は記憶になくて。

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やはり花の候である。

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桜は無論のこと椿、石楠花など様々な花が迎えてくれた。

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春風が心地よい縁側で、しばし忘我のひととき。

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いなげの家について、詳しくは薄傑と浩をご覧になって頂きたい。

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いなげの家を出て、またまたあの路地にあるラーメン屋に入る。

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あいかわらず賑わってゐる。

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ご町内のラーメン屋がこうして健在なのは、非常に目出度いことである。


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