トホホな 2016年10月15日 時事 トラックバック:0コメント:20

平成落首。


答弁のひねもすのたりのたりかな
(与謝不遜)


我ときて稼げや白紙領収書
(小林喫茶)


三宅坂(※)つわものどもが夢のあと
(松尾馬笑)


国防に予算とられて介護ゼロ
(加賀知恵女)


これがまあオリンピックか銭三兆
(小林喫茶)


強兵論負けるな稲田ここにあり
(小林喫茶)


官僚や耳は東に目は西に
(与謝不遜)


夢食えば金が無くなり兜町
(正岡四規)


しずけさや壁にしみいる知事の声
(松尾馬笑)


やれ打つな都議が手をする足をする
(小林喫茶)


(※)三宅坂にはかつて社会党本部があった。2013年取り壊されて跡地には警視庁庁舎が建つ。

なんてい3
(自画像)
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抱腹 2016年08月20日 時事 トラックバック:0コメント:26

おくすりのなまえ。

最近ですが、テレビで「ボーコレン」という薬のコマーシャルをやっておりました。
膀胱炎のお薬だそうです。

膀胱だからボーコレン・・・
そういえば内臓脂肪を減らす「ナイシトール」という薬を覚えていますが、
どうやら日本のお薬の名前は、ダジャレが多いようですね。
改めて調べてみましたが、なんとまあ!その類ばかりです。

のどの消毒「のどぬ~る」、こむら返りには「コムレケア」、指のさかむけに「サカムケア」
肩こり頭痛に「ズッキノン」、蓄膿症だったら「チクナイン」「ナリピタン」は耳鳴りに。

お腹の張りに「ガスピタン」ときて、便秘薬の「ツージーQ」
更には「ヨーデル」ときましたね!
尾籠で申し訳ありませんが、下剤です。。。

留めは何と言っても胃腸薬の「イズレナオール」でしょう。
《おもろいなー。けど、ふざけんなやー!》関西のおばちゃんが、笑いながら怒っていたそうです。

この他にもシミを防ぐ「ケシミン液」とか、殺虫剤の数々・・・挙げてみればきりがありません。
しかしこういった薬品名を誰が考えるのでしょうか。
日頃はオヤジギャグを連発して、「サムイ」と言われている中年社員のおっさんたちでしょうか。

会議室に集まって、ヒートアップしてる光景を見たいもんです。


ところで、こんな薬品をご存じでしょうか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ユリコーゲン」
都知事になりたいなら、これでしょう。緑の錠剤「ユリコーゲン」。

「マスゾエンY錠」
つまるところ、幻覚剤でした。

「イナダミンZ」
女性でも、がちがちの右翼になれるという、愛国ドリンク。

「アソチンゴールド」
《みぞうゆう》の活舌剤(注意:服用を誤ると口が歪むこともあります)。
今お求めになると、抽選でボルサリーノの帽子が貰えるそうです。

「イシハラノンS」「イシハラノンN」
効能不明な薬です。「S」は副作用が激しく、「N」は補助剤と言われていますが、更に副作用が強く出るようです。

「シンゾールV」
心臓に毛が生えるほどの効き目だそうです。総理の座を目指す者には必携の強壮剤。


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2015年11月25日 時事 トラックバック:0コメント:18

音声を消して、

img094.jpg

安倍さんの表情を見てみましょう。


輝かしいビジョンを語るその目は、
言葉に反して輝きがないのですね。
瞳の奥が暗いのです。




img094 - コピー




また、質疑に答えるその口元は、
ときどきうすら笑いのような歪みを見せます。
質問者を小馬鹿にしているような・・・
または余裕を見せようとするような。



img094 - コピー (2)
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人相学によりますと、
額がそれほど広くないところから ひとつの事にこだわりやすく、
鼻筋が通って長いのは、プライドが高い証しといいます。

また口元が少し歪んでいるのは、物事を斜めに捉える性格だとか。

当らぬも八卦といいますが、なんとなく頷けます。

《総理の会見など、音声を消して見ると面白いですよ~。》


ところで、このほど自民党が、テロ対策として「共謀罪」新設など法整備を急ぐ必要があるとの認識を示しました。
これに関して法務省の説明では、
「共謀」とは特定の犯罪を実行しようという具体的・現実的な合意をすることをいい、
犯罪を実行することについて漠然と相談したとしても法案の共謀罪は成立しません。 
したがって、例えば飲酒の席で犯罪の実行について意気投合し、
怪気炎を上げたというだけでは法案の共謀罪は成立しませんし、逮捕されるようなことも当然ありません。


しかしですね、2006年に「共謀罪」の新設が論議されたとき、法務省はこのような見解を下していました。
犯罪を実行しなくても、相談して合意するだけで罪に問われます。
会話による相談がなくても、誰かが誰かに目配せするだけでも共謀は成立します。


当時、衆院議員だった社民党の保坂展人氏は、法務省局長に対して、
目配せとまばたきの違いを述べよ
と質問しましたが、局長は答弁できませんでした。

まばたきするだけでも「共謀罪」になる。
そんな馬鹿馬鹿しいことが・・・
そうお思いかもしれませんが、戦前の「治安維持法」では、実際これに近い理屈で多くの市民を検挙していたのです。
なにしろ、前衛俳句を作っただけで何日も取り調べを受けたそうですから。
国民を統制する法律は一度成立すると、為政者の都合のよいように解釈が加えられるのですね。

このような記事を書くこと自体、「共謀罪」に問われる日が近いような気がします。

●関連記事●
戦争を知らない大人たち


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言の葉 2015年10月27日 時事 トラックバック:0コメント:26

戯れ言
_________________


政党
維新暗鬼

企業犯罪
旭禍成

ドイツも
フォルクス・ワー幻滅

シリア空爆
プー珍

増税
軽幻税率

ラグビー
五郎、◎!

アメリカ大統領選
QUEEN対JOKER

ドラフト会議
オコエがかかった

沖縄
普天魔

もうひとつ
翁長鳥vs九菅鳥

新制度
昧ナンバー

中国
人民衒

渋が取れない
安保柿

70年
哭連

再稼働
金のためには「伊方ない」

目玉政策
一億総括約筋???


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おそまつ。


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五輪エンブレム 2015年09月15日 時事 トラックバック:0コメント:22

デザインと俳句。
ひところ連日のニュースとなったのが、 オリンピック・エンブレムの盗作騒動。

エンブレムを制作した佐野氏のデザインが、ベルギーにある劇場のマークと酷似していると、
当の劇場マークを制作したデザイナーから訴えられた件である。

デザイン、特にマーク・ロゴタイプにおけるデザインとは、発想したアイデア・形をぎりぎりまで単純化し、
企業や団体、国家行事などの理念を視覚で明確に訴える図案のことである。

だが、単純明快であるが故の落とし穴があることも、デザインの宿命である。
類似を訴えた側のデザイナー、オリビエ・トビ氏によるベルギーの劇場「Théâtre de Liège」、
そのロゴマークとを比較すると、一般の人には模倣または盗用と映るに違いないだろう。

私の結論から先に言うと、佐野氏のデザインは決して盗作ではない。
改めてこの二つのデザインを見比べて欲しい。

エンブレムB  エンブレムA

トビ氏のはその劇場名「Théâtre de Liège」のTとLの単なる組み合わせであり、
一方佐野氏のデザインは、TOKYOの「T」と日の丸をモチーフとし、なおかつ緻密な設計によって創られており、
その完成度の高さは比べるまでもないだろう。

このデザインは、たくさんのアイデアスケッチを経て、下のような基本設計図が描かれた。
まるで曼荼羅のような構図である。
エンブレムC
実は赤の日の丸の他に、こういう大小の円が隠されていたことになる。
問題になっている右下のグレー。
「L」というキーワードが無いのに何故という疑問が生じ、かつトビ氏のデザインとの類似を指摘されたのは残念だが、
世界がひとつにという、大きな円を表すために必要なパーツだったのは間違いない。

しかし、マークやロゴタイプを見る一般の人は、そんな制作者の考えや緻密な設計は知るよしもない。
美しいか美しくないか、カッコいいかカッコ良くないか、だけである。
そして今回のように、類似の既成デザインを見せられると「盗作じゃないか」という反応が多いのは仕方がないことだろう。

デザインの持つ宿命といったが、特にアルファベットの頭文字をモチーフにするリスクは計り知れない。
大文字の「T」にしても、世界には天文学的な数の意匠・デザインが存在する。
従ってどうしても類似したデザインが生まれてくるのは、避けようがないのである。

ただ現在はNETによって、様々なマークやロゴタイプが検索できるようになり、
デザイナーたちも類似のリスクを軽減できるようになったが、それでもNETに登録されてないデザインが少なくない筈で、
今回のエンブレムもそういう隙間が齎した「事件」だと言えるだろう。

だが、私見で言わせて貰えば、東京オリンピックはなにも「T」でなくても良いわけで、
むしろアルファベットのリスクを考えたら、例えば「東」をモチーフにするなど、
アルファベット以外のアイデアがあってしかるべきではないかと思っている。

前回の北京オリンピック、そのエンブレムはこういうデザインだった。

エンブレムD
北京の「京」を躍動感のある「人」に見立てた、非常に個性的なデザインである。
アルファベットはたしかに洗練されて見えるが、ともすると没個性に陥り易いのがこれを見てもよく判るだろう。

これから改めてエンブレムデザインを公募するらしいが、
プロにしか機会を与えられなかった今回のコンペテーション、そしてデザイン専門家の意見だけに頼ったその密室性が、
今回のような問題を引き起こしたことを省みて、開かれた公募であって欲しいと思う。

なお佐野氏は当エンブレムの件より、その他の模倣デザイン、また素材の流用などで大きなミソを付けてしまった。
擁護するつもりではないがデザインという仕事は画家と違って、
クライアントからの制約と時間との制約が過酷といっていい仕事である。
徹夜が続くことも多く、デザイン事務所のスタッフは「不夜城」と自嘲する。

佐野氏のような売れっ子になると、アイデアを煮詰める時間も更に少なくなるだろう。
流せる仕事はついつい他のアイデアを流用してしまうといった悪弊が、
佐野氏ならずともデザイナーの身についていないとはいえない。

その大きな原因は、時間に追われるのもさることながら、
デザインに対するフィーが欧米に比べて非常に安いということに尽きる。
それどころか、大手印刷会社でも入札時に、デザイン料はサービスと明記するところもあるほどだ。

さて、ここからは俳句の話になるが。
デザインで思い出したのが、世界で最も短い詩形といわれている俳句のことである。
エンブレムで相当な文字数を費やしたので、なるべく簡単に終らせたいが。

デザインがぎりぎりの単純化によるビジュアル表現だとすると、
俳句もわずか十七文字しかないぎりぎりの言語表現である。

句想が生まれるとさまざまな言葉のスケッチを書き貯め、五七五の形に整えてゆく。
余分な形容詞や動詞、または説明用語を削ぎ落し、骨太な作品に仕上げてゆく過程はデザインと相通じるものがある。
従ってデザインと同じようなリスクを負うのは、言うまでもない。
俳句においては「類想」「類句」更には「模倣」「盗作」を指摘されることが、後を絶たない。

ましてやデザインのように数少ないプロが携わっているのに比べて、
いまや俳句は誰でも楽しめるという大衆的な趣味として広まっている。
俳句人口も何百万といわれているほどだから、日々一千万以上の句が生まれていることになる。

室町時代に生まれた俳諧から約450年。その宇宙的な数の句を誰が諳んじることが出来るだろうか。
名ある選者にしてからが例外ではないから、新聞俳壇などでは後から「類句」が指摘されて、
選者が陳謝するという事態になることもしばしばである。

特に斬新な表現を試みた作品に多い。
例えば大岡信の「折々のうた」で取り上げられたT氏の、
噴水は水を脱ぎつつ滅びけり
そして朝日俳壇で稲畑汀子が選んだK氏の、
光脱ぎつつ噴水の止まりけり

この両句について、後日悶着があったのは当然のことである。
非常に微妙な違いだが、俳句というものの厄介さを痛感した一件だった。

しかし、恐れていては一句も作れないのだ。
ましてやプロではあるまいし・・・
むしろ私のように俳句の何たるかも知らないほうが、自由に詠めるのである。


図案師のため息片やちちろ虫
(南亭)

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