赤提灯(80) 2017年10月05日 酒肴 トラックバック:0コメント:26

ねぎまこんにゃく。

蒟蒻を砂糖で揉むと味がよく滲みると、某国営テレビで紹介してました。
こいつぁいいことを聞いた、とばかりにさっそく試してみたものです。
千切った蒟蒻とスプーン一杯の砂糖を、ビニール袋で揉むこと2分ほど。
その蒟蒻を水で洗ってから麺つゆと一緒に新しいジプロップに入れて、3時間ばかり冷蔵庫で寝かしました。

試しにそのうちの一つをフライパンで軽く焼いてみると、
なんと、しっかり中までいい味になっているではありませんか。
で、蒟蒻と葱を串に刺して焼き鳥風にしたわけです。

ネギマ

手羽先の先3本ほどと、醤油、砂糖、味醂、酒を軽く煮詰めたタレを塗って焼きますと、
殆ど焼き鳥の匂いです。たまらんです。
蒟蒻の歯ざわりまでが鶏肉に思えてきたばってん!

蒟蒻ついでに・・・「タラコシラタキ」
空炒りしたシラタキと、ほぐしたタラコを和えて紫蘇を振りかけたとです。

ネギマA

普通の味ですばってん・・・・

「ほうれん草入り卵焼き」も作りました。

ネギマB

卵が無いと生きていけんナンテイですばい。

ネギマC

そういえば、伊太利ではまだ「ZEN」がブームだそうです。
そうか・・・
ねぎまこんにゃくで稼げるのは、伊太利だ!

あ、ZENというのはZENのことですたい。


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赤提灯(69) 2017年09月10日 酒肴 トラックバック:0コメント:36

飯で呑む。

深川では名物の「深川めし」をつまみにお酒を呑む人も少なくありません。
もっとも飲兵衛にとって、つまみなんて何でも構わないわけで、
何も無い時は子供が食べ残したポッキーなんかで、ちびちびという方もいらっしゃるようですな。

居酒屋「南亭」でも、酒のお供に混ぜご飯をお出しすることがあります。
今回は鮭と胡瓜の混ぜご飯「かっぱ飯」を、お試しいただきましょうか。

鮭胡瓜

炊き上がったご飯を少し冷まして、ほぐした焼き鮭と塩もみ胡瓜を混ぜるだけですが、
鮭の旨みと胡瓜から出る塩気が、つまみにぴったりな混ぜご飯になるのですよ。
刻み海苔なんか振りかけたら、たまんないっしょ!ダンナ。

鮭胡瓜A

飯以外につまみはねえのかい!
というわがままな人には「オクラのシラス和え」どうでしょう。
茹でて輪切りにしたオクラとシラスを、ポン酢+醤油で和えました。

さらに煩い野郎には、ヒジキの炒め煮も付けようじゃねえか(怒!

鮭胡瓜B

ご飯で呑むといえばその昔、神田神保町の老舗ビアレストラン「ランチョン」で、
人品卑しからぬ紳士が塩を振ったライスだけでビールを呑んでいたそうです。
週に二三回、来るたびにライスとビール。

それも実に優雅に見えたと、当時の従業員は話していました。
神保町で今も語り継がれる伝説です。



ところで・・・

img405.jpg


居酒屋「南亭」暫時休業。


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赤提灯(68) 2017年07月07日 酒肴 トラックバック:0コメント:36

ながらみ。

やっと「ながらみ」が手に入った。
3年前までは春になると必ず魚屋に並んでいたものだが、
一昨年あたりからぷつりと姿を見かけなくなってしまった。

ナガラミというのはダンベイキサゴという巻貝の一種である。
潮干狩りの時期、つまり初夏に最も水揚げ量が多く、特に房総の九十九里は産地として名高い。
そのながらみが近年は不漁だという。

昨年はたった一度、駅地下の魚屋で見かけただけだったし、
今年も7月になるというのに、ながらみの「な」の字も聞いたことがない。
そんな状況の先日、よく行くスーパーの海鮮コーナーに、なんと「ながらみ様」が鎮座ましましているではないか!

もちろん、鷲づかみにしました!!

ながらみ

ながらみは真水で軽く洗ってから、少しの塩で水から10分ほど茹でる。
ざるにあけて冷ましたら、中の身を楊枝でほじくりながら食べるのだが、
小粒ながら磯の香りに充ちた、最高のおつまみといっていいだろう。

ながらみA

ながらみの身は、ただほじくればいいというものではなく、
奥にある肝がいちばん美味なので、巻貝の渦に逆らわず慎重に取り出すのがコツである。
意外と根詰めた作業だから、飲みながら何個か取り出しているうちに、
目が回りそうになることもあるから、用心しなければいけないが。

ながらみB

野菜はキャベツと油揚げの煮びたし。
南亭ではピーマンを加えて、彩りを鮮やかにしてみる。

ながらみC

漬物は蕪の浅漬けである。

そういえば昔、義父と毎年訪れた成田山の初詣。
帰りに必ず立ち寄った成田駅近くの居酒屋では、ながらみをつまみにすることが多かった。
ということは、当時真冬でもながらみが獲れていたわけだ。

ちなみに、俳句の季語になっているかどうか調べてみたが、大きな歳時記にも記載されていなかった。
だが、初夏に水揚げ量が多いというから、夏の季語として扱うことにする。

生酔ひは團平喜佐古の渦に呑まれ
(南)

團平喜佐古とはながらみの別名、ダンベイキサゴの漢字表記である。
なんとも愉快な命名である。


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赤提灯(67) 2017年05月16日 酒肴 トラックバック:0コメント:20

加賀名菜「かぶら寿司」。

加賀百万石の藩政時代、武家出入りの魚屋が、
お得意先へお正月の進物用に考え出したのが、かぶら寿しの始まりといわれています。
毎年十月半ばともなれば加賀名産の青かぶらの収穫と、荒波にもまれて育った鰤の漁獲を待つように、
金沢では一斉にかぶら寿しの仕込みが始まります。

金沢には、かぶら寿しを漬けて販売している店が何軒もあります。
有名どころでは『四十萬谷(しじまや)本舗』『松本』『かばた』でしょうか。
その中で私といえば『かばた』のかぶら寿しが一番の好みでした。

『かばた』は、忍者寺で知られている寺町にあり、
その寺町に近い平和町に祖母が住まいしていました。
毎年暮れになると、『かばた』のかぶら寿しの小さな桶を贈ってくれたものです。

祖母が他界してからは、かぶら寿しを口にすることはできなくなりました。
「取り寄せる」という手はありますが、どうも抵抗がありまして。

というわけで、すっかりかぶら寿しの味を忘れてしまった私でしたが、
先月のこと、百貨店で『北陸物産展』という催事がありまして、もしやと思い出かけてみたのです。

かぶ寿司A

その、もしやが図星となり二十年ぶりの「かぶら寿司」とご対面したのです。
しかも「かばた」のかぶら寿司と!

かぶ寿司B

こんなに嬉しいことはありません。
嬉しいついでに、富山の名品「甘エビの塩辛」も・・・

かぶ寿司C

かぶらと鰤がほどよく醗酵した芳醇さはたまりません!
その夜は、半年ぶりに酩酊しました。


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赤提灯(66) 2017年05月13日 酒肴 トラックバック:0コメント:20

筍を肴に。

なんとか仕入れを安く上げたい、それは居酒屋亭主の切なる願いです。
居酒屋だけではありませんがね。

タケノコだけで、つまみを作れないだろうか・・・
先日掘ってきたタケノコを前に、無い頭を絞っておりましたが、
残っていた粒ウニの瓶詰めを利用できないかと考えたわけです。
ウニの含有率60%という400円の安物ですが、これをタケノコに塗ったらどうだろう?

発明は必要の母と申します。
え!逆ですか?・・・・ま、先に行きませう。

そのウニを水煮タケノコの穂先に塗って、オーブンレンジで焼いてみたらどうだろー?
ついでにタラコも試してみようじゃないか、ということで両方を試してみたのがこれです。

こごみ

ウニもタラコも安物ですが、やはり焼いた香ばしさはいいですね。
とくに安ウニは見違えるほど、ウニを主張してました。

こごみA

八百屋で「こごみ」を見つけたので、良く洗って茹でました。
これを筍と一緒に甘酢味噌で頂きます。
野趣溢れるというほどでもありませんが、鄙びたお味でございますよ。

南亭では海藻も多くお出ししてます。
生海苔、若布、昆布、ひじき、モズク、アオサ・・・
それは亭主の個人的な理由でもあるのですね。

その理由とは、ゴニョゴニョゴニョ。。。

こごみB

えー、ひじきと筍の煮物でございます。

こごみC

日本では古くから「ひじきを食べると長生きする」と言われておりますが、
九月十五日は「敬老の日」にちなんで「ひじきの日」になっているそうですね。


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