馬と鯨 2016年08月09日 酒場 トラックバック:0コメント:16

酒場漂流記(其の四)。

月曜日夜のBS-TBSに「酒場放浪記」という番組がある。
俳人でもある吉田類氏が、東京を中心に各地の酒場を巡るという内容で、
酒呑みには垂涎ものの番組である。

かくいう私も現役時代は放浪三昧だった。
出張が多かったせいもあって、全国さまざまなところで居酒屋の暖簾をくぐってもいた。

定年後は一変、夜の巷に出ることは滅多になくなり、ひたすら家呑みの爺さんになってしまった。
それでもなんだかんだと理由をつけては年に数回、ネオンを浴びに出かけているが、
往時に比べると侘びしく漂流しているようなものである。

そんな酒場漂流の中から、記憶に残る酒場を紹介しようと思う。
その四回目は・・・
馬肉酒場と鯨肉酒場。

江戸時代、四つ足の肉を食べることは御禁制だったが、
大川を渡った両国・深川では「山鯨」の名で、猪や馬の肉を供する店が現れた。
川向こうまで奉行所の目が届かなかったこともあり、庶民は「薬喰い」と称して続々と両国橋を渡ったのである。

最近まで深川には、そんな歴史ある馬肉料理屋が二軒あったが、
今は森下町にある「みの屋」が残るだけになってしまった。
と同時に敷居の高い店になったので、ここ二十年来は暖簾をくぐったことがない。

もう一軒、浅草田原町の明治時代からという馬肉屋「マサシ」にはよく訪れた。
スポンサーが田原町にあったこともある。
それも遠い過去のことになり、馬肉の味をすっかり忘れてしまった。

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そんなある日、新橋で久しぶりに馬肉酒場と遭遇したのである。
新橋は烏森神社近くの路地に入ったところで見つけたのが、
「馬並み家」というややアブナイ名前の店であった。

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さっそくお薦めの馬刺し3点盛りと焼酎「佐藤麦」を頼む。
突き出しはモツ煮、それにどういうことか「赤まむしドリンク」。
????!

久しぶりの馬刺しは、さっぱりまったりの舌触りで、
特製のタレで頂くと肉の甘味がじんわりと湧いてきて言うことなし。

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次は馬肉カルビの炙りを注文する。
脂身がしつこくなくて、ミディアムに焼いて食べるといくらでもいけそうだ。
最後に意味深な例のドリンクも一気に飲み干したです。 ナハハハ・・・


鯨といえば昔は居酒屋で、鯨ベーコンが通しとして出されたほど安価だった。
新宿西口の思い出横丁では、大きな鯨カツ「ワラジ」がラーメン並の値段で出されたりと、
鯨は庶民の懐に優しい食べものだったのだが、捕鯨が制限されるにつれて高級食材となっていった。

鯨肉を諦めてから何十年になるだろう。
そんな時テレビで浅草の鯨屋が紹介されているのを見て、今生の思い出にしたいと思ったのである。

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その鯨料理「捕鯨船」は浅草六区の裏道にある。
浅草芸人がよく通う店で、中の提灯には大宮デン助、コロッケ、なぎら建一、そして《びーと・たけし》などの名前も見える。

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先ずは王道の「鯨ベーコン」と冷やを頼む。
久しぶりの鯨ベーコンを噛みしめる。

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お次は珍味の「さえずり」そして「皮」を所望。
「さえずり」というのは鯨の舌のことで、関西では串焼きにして供されるが、
刺し身で食べるのは生まれて初めてだ。

ダシ醤油と辛子でいただくその味は、絶妙というしかない。
ほどよい歯触り舌触り、その上品な脂肪が喉を下るときの至福感といったら!
暫くは目が天井を彷徨うばかりであった。

奥にあるのはこれまた人気という「牛煮込み」。
なにせ目の前にある大鍋でぐつぐつ煮えているものだから、ついつい頼んでしまう。
絶品の味噌煮込み。これだけでも、酒のお伴には充分である。

こうして馬肉と鯨肉を堪能し、今生に思いを残すことは無くなった。

というのはウソである。



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やはりね~ 2016年05月09日 酒場 トラックバック:0コメント:24

夜のラ・フォル。
土、日、祝日はお休みの酒場が多い。
特に老舗の小さな居酒屋なぞは、行ってみると休業だったというところが増えてきた。
営業しているのは「和民」とか「土間土間」といったチェーン店ばかりで、
それも悪くはないのだが、使い込んだカウンターで静かに呑みたいと思う私にとって、大袈裟にいうと生き辛い世の中になった。

ラ・フォル・ジュルネもあっという間に終ってしまい、さて、何所で呑もうかと悩むことしきり。
とりあえず、必ずやっているだろう某所に行ってみよう。

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有楽町に出て泰明小学校の道に入る。突きあたりのガード下に銀座界隈とは思えない一画、「ぶんか横丁」がある。
日本各地の産地直送料理を集めた居酒屋街という触れ込みだが、木造の景色が先ずいい!

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『猥雑』な風景が大好きな私にとって、魅惑的な居酒屋街である。

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過去二三回、呑み回ったことがあるが、特に気に入ったのは「貝○」という貝専門の店だ。
今夜も迷わず「貝○」の席につく。

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さまざまな貝を扱っている中で、即座に赤貝とつぶ貝の刺し身を注文する。酒は旭川の「大雪の蔵」。
北海道の酒はそう多くの銘柄を飲んだわけではないが、いずれもすっきりとした喉越しが印象的だ。

この「貝○」で驚嘆したのが、「貝肝のニンニクバター焼き」。
視線が宙をさまよう味というのは、こういうことを言うのだろう。
今夜の目的はもうこれに集約しているといっても過言ではなかったのだが・・・

ああ!これも振られてしまった。もうメニューから外したという。
そこでちょっと気になった「炙り貝のカルパッチョ」なるものを頼んでみた。

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赤貝、鳥貝、ほっき、帆立貝柱などを炙り、ガーリックオイルで炒めた何かと、トビっ子を振りまいたようだが、
いやはや、この香ばしさはどうだ!日本酒にもピッタリで、言うことなし。

この「ぶんか横丁」には貝の他、魚、牛、豚、鶏の専門店と餃子の店が並んでおり、それぞれをハシゴする客も多い。
私も貝を食べた後、焼き肉店に移ったことがある。
しかし今夜はこれまでにしよう。

再び外堀通りに出て交差点を渡ると、バー「ルパン」が近い。
太宰治や織田作之助から野坂昭如に至る作家が出入りしていた、伝説的なバーである。
日曜、祝日は休みと聞いているが念のため文芸春秋の露地を覗いてみる。

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すると嬉しや、看板の灯りがついているではないか。
マスターの話によると、連休の長い年は週半ば開けることがあります、ということだった。

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相変わらず注文するのは、バーボン。
太宰治を気取って髪を掻き上げようとしたが、掻き上げる髪の無いことに気付いた。

空席の目立つ店内に、一人、二組と徐々にお客が入ってきた。
一杯のバーボンを時間をかけて呑み干し、今年の祭典も恙なく終了したのである。

夏服



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粋に(其の弐) 2015年11月09日 酒場 トラックバック:0コメント:30

あふたー。

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寄席を出た脚は、迷わず浅草に向かいます。
是非行きたい店がありましてな、若い頃ちょくちょく訪れた思い出の店です。

浅草駅から国際通りに出て「はなやしき」方向へ行きますと、言問通りにぶつかります。
通りを渡って一本目の露地に風情のある建物が見えますが、ここが鍋料理と鯨料理で人気の「一文」ですな。
「一文」の由来はお店の番台で木札(一枚一文=百円)と両替しまして、
料理や酒を注文するとその木札で支払うという、洒落た仕組みからきているそうですな。

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るんるんと辿りついた「一文」ですよ。それが開店早々なのに『只今、満員』ときてやがる!
「カウンターの隅でもいいから、おねがい」てえと、『予約のお客さんで一杯なんですよー、すみませんね』。
「そこんとこを何とか」『・・・・すみませんね』「さいですかぁ、何時頃空くんですかね」『さあ・・・?』

ああ、そうですかい・・・そんなご大層な店になってしまったんですかい(ぶつぶつと小声で)。
ま、あたしが迂闊だったわけなんですがね。

出だしから、すっかり水を差された南亭。
しばらく途方に暮れておりました・・・

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と、鯨料理で思い出したところがありまして、雷門の方角に戻ります。
浅草六区もすっかり様変わりしましたなあ。
再開発が進んでいるらしく、新しいビルばかりが立ち並んでいるではありませんか。

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この途中を左に入り、少し歩きますと鯨料理の「捕鯨船」に出くわします。
浅草芸人がよく通う店で、中の提灯には大宮デン助、コロッケ、なぎら建一、
そして《びーと・たけし》などの名前も見えます。

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具合よくカウンターが空いていたものですから、どっこいしょと掛けまして、
先ずは王道の「鯨ベーコン」と冷やを頼んだものです。
久しぶりの鯨ベーコンです。昔はどの居酒屋でも手軽なツマミとして人気でしたが、今じゃ高嶺の花ですからな。
心して噛みしめたものでございますよ。

お次は珍味の「さえずり」そして「皮」を所望しましょうか。
「さえずり」というのは鯨の舌でして、関西では串焼きにして供されますが、
刺し身でいただくなんてのは、生まれて初めてでして。

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ダシ醤油と辛子でいただくその味は、絶妙でありましてな。
ほどよい歯触り舌触り、その上品な脂肪が喉を下るときの至福感といったら、ああた!
暫くは目が天井を彷徨うばかりでございます。

奥にあるのはこれまた人気という「牛煮込み」。
なにせ目の前にある大鍋でぐつぐつ煮えておりますのでな。ついつい頼んでしまいます。
貧しかった駆けだしの芸人にとって、安くて旨い「牛煮込み」はなによりだったのでありましょう。

すっかり「一文」の腹立たしさも吹っ飛んだ南亭、次はお馴染「神谷バー」を目指します。
浅草といえば必ずここで仕上げとする南亭でございます。

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ここは、明るいうちからシルバーな方々が飲んでおりまして、
たいがい相席になるものですから、知らない人同士で会話が弾むようになるのですな。
おかげで思わず酒が進んでしまうことも度々で、お店にしてやられたような気分にもなるのでありますよ。

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飲み物は当然「電気ブラン」に決めております。
この電気ブラン、なんでもブランデー、ジン、ワインなどを配合した酒だといわれてますが、
その内容の詳細と作り方は未だに謎とされているそうで。

それまで何杯かきこしめした南亭には、二杯が限度という代物でもあります。

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こうして浅草もおさらばの時間となってしまったのですが、
六区の裏にある場外馬券場の通り、そこにずらりと並ぶ屋台酒場は、
これからが佳境を迎えるようでして、なんとも後ろ髪引かれる風景でしたなぁ。

冬麗鯨長者の墓碑十基
(南亭)

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南日和 2014年11月21日 酒場 トラックバック:0コメント:20

記念日。
(2014②)
さて、これからどこへ行こうか・・・
六本木も赤坂も近いから、洒落たカフェ・バーや和風ダイニングというのも悪くない。

しかしすっかり田夫となってしまった南亭には、似つかない界隈となってしまった。
やはり鄙びた居酒屋がぴったりかもしれない。
そこで向かったのはなんと神田淡路町。

小川町に得意先のあったころ、そこの社長たちと時々呑んだ店。

明治38年創業というから、100年の歴史をもった東京で一番古い居酒屋だ。
現役を退いてからは、はるばる千葉から飲みにゆくわけにもいかず自然に忘れていった店だが、
幸運かな、まるで天啓のように思い出したのだ。

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淡路町の裏通りにひっそりと建つ、鄙びた風情の居酒屋。それが『みますや』だ。
廃業していたらどうしようと、少なからずドキドキの思いで淡路町の裏通りを覗いてみると、
暖かな灯が招いていた。嬉しや!

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土曜日だというのに既に店内はほぼ満員で、わずかに空いていた卓で相席させてもらう。
ここは『どぜう鍋』が売り物の酒場だが、刺身や煮物も旨い。
まずはその『どぜう』を食べよう。鍋ではなくて丸煮がいい。

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笹がき牛蒡と煮た『どぜう』は、崩れない程度に柔らかく、
薄目のダシがよく沁み込んで、舌がとろけるようである。
マグロブツもいただこう。

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ただ、もうひとつの逸品「〆鯖」が品切れとか。
仕方がないので「小肌酢」を追加する。酒はさっぱりした「田酒」。

平日と違って土曜日の客は独り呑みが多く、満席というのに意外な静けさ。
めいめい、好きな肴をちまちま摘み酒をゆっくりと味わっている。
ある者は文庫本を捲りながら、ある者は宙の一点を見つめながら・・・

まことに品(しな)の良い酒呑みばかりで、見ていると嬉しくなってしまった。

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ほんわかと良い心地になったところで、帰宅のための東京駅へ向かう。
その前に食べそびれた「〆鯖」を求めて、八重洲の居酒屋『ふくべ』に立ち寄る。

ところが『ふくべ』は超満員。それでも諦めきれず路地を巡り歩くのだから、
南亭も相当な「〆鯖」中毒だね。
いくつか路地をうろついて見つけたのが、寿司居酒屋の『伴』だった。

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寿司屋だったら間違いないだろう。しかし高かろう・・・
硝子戸越しに覗いてみると居酒屋風である。敷居が低そうである。
思い切って飛び込む。

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念願の〆鯖と岩ノリを注文。鯖は見た目もとろりとして「〆鯖評論家」としては文句無しの良品。
酒は岩手の『月の輪』を選ぼう。まったりとした酒だ。
思わずよい店に飛び込んだものだ。みなさん!八重洲にお立ち寄りの際は『伴』をお忘れなく。

そろそろ帰るとするか・・・駅に向かっていると、気になる看板を見つけた。
マッサンがなんとか、といったコピーが書いてある。
朝ドラでお馴染になった名前で、そのため一挙に在庫切れになったというウィスキーが飲めるよ。
ということらしい。

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ウィスキーに興味はないが、こんなところにバーがあったか?
という珍しさもあって地下に降りてみる。
八重洲には古き良きバーが何軒かあった筈だが、みんな閉店してしまって、
あるといえば明るいカフェバーばかりになってしまった。

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だから薄暗いところが落ち着く南亭には、気になるバーだったのである。
小じんまりした店内だが、なかなかにしっとりしたバー。
当然バーボンを注文して、むっつりと呑む。しかもただ一杯だけ・・・(^_^;)

こうして一夜はあっという間に過ぎてしまった。

羅馬は一日にして成らず。
老爺は半日にして終る。


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南日和 2014年08月21日 酒場 トラックバック:0コメント:20

極上のつまみ。

さいこーのつまみは会話である、なんて誰かが書いていたようだが、
たしかに酒席での楽しい会話は、良質の酔いをもたらしてくれるものだ。

勝どき
ILLUSTRATED BY NANTEI

ただ、会話というからには当然、相方がいなければ成り立たない。
相手もいないのにわあわあ喋っているとなると、これは脳の回路を疑われるだろう。

一方で独り呑みも悪くはない。
好みの肴を二三品頼み、カウンターの隅で舐めるように酒を含む。
何考えるでもなく・・・

やや下等ではあるが無の境地。

しかし独り呑みでも会話が楽しめるということがある。
それは前後左右で呑んでいるおっさんたちの喋りに、聞き耳を立てることだ。

特に八重洲あたりの大衆酒場。
ここは丸の内や銀座、日本橋に勤めている勤め人たちの愚痴の吐き場所であり、
憂さを発散することで、明日の元気を取り戻す場所でもある。

あちこちから聞こえるおじさんたちの会話は、ほとんどが会社ネタで、
それも万年係長あるいは平社員といった、浮かばれない人たちの鬱憤と自嘲で満ちている。
しかしどの話も妙に可笑しく、時にはひりつくような笑いに襲われる。

おじさんたちは逞しいのだ。
上役はもちろん自分たちすら笑いのめして、じゃあな!と家路につく。

そんな居酒屋話から、いくつか・・・

(A)お前ら知ってる?出張は原則日帰りになるってこと。(B)誰から聞いた、そんな話。(A)いや、ほれ経理の『XXXX』。
(C)課長も頭が上がらないというアレか?(B)俺らもな。(A))お前だいぶ苛められたろ。(B)細かい細かい・・・
「このお土産代って何?ほんとにお得意さん用?!」なーんてね。

(C)で、沖縄も日帰りにしろって?(D)大阪だってその日に帰れないことあるんだよなあ・・・
(B)まったく、まったく。(A)本音をいっちゃえば、余禄が全然違うってね!がははは!

(わかる、わかる。出張費の余禄は貴重な小づかい)

後ろの席からは・・・

(A)イヤ、君は工場で勤務したことないだろ。(B)ないですよ、ないですけどー。
(A)だからー、オマエは部長に嫌われてる。(B)おかしいですよ、それ。(A)しょーがねえじゃん。

(C)ところで、あいつは誰にやられてるの?(A)ホラ、決まってるじゃん。(D)しかしあいつにも問題あるんだよな。
(C)そうかな。(B)あの人頭いいすよ。(A)いいのかね?(D)いいよ。要領もいいし。(A)だからー、やられるんだって!
(B)おれ、先がないっすか(A)なに、部長もすぐに定年だからよー(D)その前におまえ飛ばされたりして。ひひひ。

(あいつというのが気になる)

一方では・・・

(A)タイでB買ってきた。(C)Bって、あのBか?(D)安いのか。(A)安い!めちゃくちゃ安い。
(B)へえ!で、オマエ使ったの?(A)俺が使ってもしょうがないだろ・・・(C)だったら何で買ってきたんだよ。
(A)お前らにやろうと思ってさ。(C)いらねえよ。なあ!(B)Yにやったらどうだ、あいつまだ元気らしい。

(C)元気なやつに上げてどうすんだ。(D)それもそうだ。(C)いまB使ってるやつなんかいねえだろ。
(A)こないだ部長が持ってた。バーの女の子に見せたりして。(D)馬鹿だねえ!(B)なら部長にやれよ。

(C)その前におまえが試さないと、やばいんじゃないの。(A)やばいかな。
(B)ほんとうにBかわかんねえじゃん。(A)だからあ、お前らも。

(しょうもない話が延々と続く。ちなみにBとはある薬の頭文字。)

しかし良く考えたら、周りの話に聞き耳立てながら、
にたにた笑って呑むナンテイもナンテイだ。




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