南回廊 2013年08月30日 俳句写真 トラックバック:0コメント:14

八月雑詠。
気が付けば八月も明日で終りなんですね。
八月といえば暦の上では初旬に立秋となるものですから、
季別としては一応秋と定められていますが、まだまだ炎暑の厳しい季節。

しかし八月も果てようとする頃、もの陰の風は驚くほどひんやりと感じることがあり、
夕暮れともなると虫の音が目立つようになります。
しつこいなあと思っていた残暑にも、そこはかとない秋の気配。

暑さにかまけて句をさぼっているうちに、はや九月の声を聞こうとしていることに驚いて、
駆けこむように何句か作りましたが、付け刃はいけません。
だらしない五七五ばかり並べることになってしまいました。

ま、例月もそうですが・・・
そろそろ句作りも限界かなと思う、今日このごろです。


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私が住んでいた深川では、お盆になると各家の前に茄子や胡瓜で作った馬や牛が並べられていました。
野菜に割り箸を4本突き刺しただけの馬、牛。
なんとも愛嬌があり、風情のあるものでしたね。

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愛知県の三河湾に浮かぶ日間賀島は、タコで有名な島です。
船着き場には観光客を歓迎するかのように、何匹かのタコが這いまわっていて、
掴み取りも体験できるというので人気スポットになっています。

タコはその習性を生かしてタコ壺による漁がおこなわれます。
海から上げた大量のタコ壷は海岸に積まれて干されるのですが、
いずれも貪欲な顔に見えて笑いそうになったことがあります。

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木更津の網元が元気だったころは、よく小舟を出してもらって釣りに興じたことがありました。
ある夏義兄を含めた三人で、恒例の舟釣りとなりました。

ところが、沖に出るあたりから巨大なクラゲの群が船に纏わりつくようになったのです。
「やべえな、これは。今日のところはよ、戻るべよ」
網元は舵を切ろうとした時でした。

クラゲが次々に傘を下に向け始めたのです。
海面に限りなく蠢く触手とその下に見える透明な内臓の光景は、それはそれは不気味なものでした。

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「はたた神」とは、激しい雷のこと。

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尨犬=毛の多い犬。

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今は殆んど見かけなくなりましたが、
家の門口に立って音曲などの芸能を演じ、金品を貰い歩く人がいました。
そのようななりわいの人のことを「門付け」と呼んでいました。

正月に多かった三河漫才や獅子舞もそうですね。

なお、獅子舞いとして親しまれてきた伊勢大神楽は、
今でも真夏、真冬を問わず伊勢神宮のお使いとして各地で門付けを続けています。



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