三月雑詠 2016年03月30日 俳写 トラックバック:0コメント:22

亀鳴く。

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菊分つ=春、菊の株根から萌えだした芽を、分・増殖するため根分けすること。

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梁山泊=中国山東省、梁山の麓にあって、宋代、盗賊の宋江らが砦を作って天下を騒がせた天蓋の要地。
「水滸伝」に記されてから、一般に野心家の集合する所をいう。

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亀鳴く=亀が鳴くかどうかわからないが藤原為家の、
「川越のをちの田中の夕闇に何とぞきけば亀のなくなり」(夫木集)によって、古くから季題として興がられてきたそうだ。
春の夕に聞こえてくる幽けき声や音を、なんぞやと疑問に思い、
それを「亀鳴く」と表現した日本人の鋭敏な感性には感嘆の一言しかない。

もっとも、現代の町中に聞こえるのは、車などの機械音や生活の騒音ばかりである。
感覚的な情緒を生み育てる環境は、人里離れた所でしか望めなくなったようだ。



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テーマ:詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など - ジャンル:学問・文化・芸術

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