5/4拍子 2017年08月11日 音(洋) トラックバック:0コメント:12

TAKE FIVE
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ILLUSTRATED BY NANTEI

"テイク・ファイブ "はポール・デスモンドが作曲し、
デイヴ・ブルーベック・カルテットの1959年のアルバム『タイム・アウト』に収録された曲です。
曲名の由来にもなった、珍しい5/4拍子の使用で有名になりました。

今回は変わったバージョンでお届けしましょう。
1.2.3.4.5  1.2.3.4.5と拍子を取りながらご覧ください。
きっと、乗り乗りになる筈です。







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昭和日和(其の七) 2017年08月09日 漫歩 トラックバック:0コメント:22

船橋・仲通り商店会。

船橋市は人口63万。千葉市に次ぐ千葉県第二の都市である。
そんな船橋駅北口を出てすぐの曲がりくねった路地に、昔からの住宅が何軒か残っている。
大都市の駅前としては、まことに珍しい光景であろう。

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これがそのうちの一軒だが、総武線の車窓からも見えるので興味を持った人も居るに違いない。

南口は市の玄関口なのだが、いきなりパチンコ店があったり平屋の食堂などが並んでいたりと、
とても60万の都市とは思えない雑駁さである。

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JRと平行する京成電鉄の高架をくぐるとすぐの路地が「仲通り商店街」である。

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商店街というより飲食街といったほうがふさわしいだろう。

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魚の骨のようないくつかの隘路には、秘密めいた店が夜を待っている。

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唐突という感じで大きな畳屋が現れた。
この飲食街にそぐわない光景だが、以前は青物や生活品を売る店ばかりの、
いわゆる商店街だったに違いないその名残だろう。

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その商店街を抜けて表通りに出ると、重厚な旧家が点在している。
目立つのは和菓子の「廣瀬直船堂」、呉服の「本田呉服店」。いずれも明治の建物だ。
一昔前まではこの本町通りが船橋の中心だったようだ。

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少し行くと海老川である。橋げたには船の彫刻が飾られていた。

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昔はもっと川幅の広い河川だったようで、房総に上陸した源頼朝の軍勢がこの海老川に差し掛かった折、
漁民たちが船を並べて橋を作って頼朝勢を無事渡河させたという。
この伝承から船橋と呼ばれるようになったという説がある。

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再び駅に戻る。仲通りの周辺は居酒屋が多い。
半分は昼間から開けているようで、誘惑されること夥しい。

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ついに我慢しきれず立ち飲み屋へ。
チューハイと立ち飲み定番のモツ煮こみを注文する。
店内はそれなりに埋まっていたが、殆どの客が独り呑みらしく静かなものである。

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隣のおとうさんは、チューハイを二杯空けたあと日本酒を飲み始めた。コップ酒である。
これだけ呑んでもカウンターに肘をつくことなく、しかも上体は揺らぎもせず直立したままである。
さしずめ立ち飲みのつわものといったところだろうか。

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途中で見つけた、年月が降り積もったような食堂。
恍惚とするようなこの佇まいはどうだ!
あとで調べたら「はなしょう食堂」と読むらしい。近々、是非突撃したいものである。

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一癖ありそうなフナバシキャット。
あかるいうちから呑んでおったかニャ。

よけいなお世話だ!



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惜別 2017年08月05日 詩歌 トラックバック:0コメント:30

川は流れてどこどこ行くの 人も流れてどこどこ行くの

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そんな流れがつくころには 花として花として咲かせてあげたい

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泣きなさい笑いなさい 

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いつの日かいつの日か花をさかそうよ

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涙ながれてどこどこ行くの 愛もながれてどこどこ行くの

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そんな流れをこのうちに 花として花としてむかえてあげたい

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泣きなさい笑いなさい 

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いつの日かいつの日か花をさかそうよ

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花は花としてわらいもできる 人は人として涙もながす

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それが自然のうたなのさ 心の中に心の中に花を咲かそうよ

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泣きなさい笑いなさい

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いついつまでもいついつまでも 花をつかもうよ

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泣きなさい笑いなさい いついつまでもいついつまでも花をつかもうよ

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泣きなさい笑いなさい いついつまでもいついつまでも花をつかもうよ

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詞:喜納昌吉



この十年、畑で咲いた夏花たちです。
写真を見るたび、寂しさが募ります。
口惜しいかぎりです。

今年、花畑も閉じました。


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季節限定 2017年08月03日 料(和) トラックバック:0コメント:20

葉唐辛子。

葉唐辛子は青唐辛子の実がまだ幼い頃に抜いた、若い葉っぱたちである。

葉とう

葉っぱを茎から千切ってよく洗ったら、一度湯通しして灰汁を取る。
水気を切った葉唐辛子を、薄めた「つゆの素」でじっくりと煮詰めてゆく。
汁気が無くなるまで煮詰めると夏の隠れた逸品、葉唐辛子の佃煮が出来上がる。

葉とうA

優しい辛さと、ちょっぴりのほろ苦さが得も言えない。
つまみはもちろん、ご飯に混ぜて食べると病みつきになること請け合いだ。
7月末から8月上旬にしか手に入らない、貴重な季節限定野菜といえよう。

もうひとつがオカヒジキ。
多肉質の葉が海藻のヒジキに似ていることから、この名前がある。
三年ほど前は南亭も畑で育てていたのだが、この細い穂先を暑いさなかに摘むのに懲りて、
今はJAの直営店で買うようにしている。

葉とうB

食べ方は至って簡単だ。熱湯で数分湯がいたオカヒジキを冷水でさらして、
醤油とお好みの量のマヨネーズで和えるだけ。
しゃきしゃきとした食感に加えて、癖の無い緑の味は食慾減退の夏にぴったりだと思う。

葉とうC

茹でたモロヘイヤはよく叩いて粘り気が出たら、醤油と削り節で頂く。
例えるならカツオだしの葉緑素を呑み込むような感じである。

最後に「蛸飯」を作ってみた。
このところ関東圏でも急激に店舗が増えた「丸亀製麺」。
その店頭に貼られていた「蛸飯」の写真が、たまらなく美味しそうだったので、
なんとか南亭でも再現できないかと思ったのだ。

なにせ食い意地が張っているくせに吝嗇な爺さんである。
すべからく安いに超したことは無いと、まずは茹蛸の小さいのを購入。
彩りを美しく見せる枝豆は、夕べのつまみが残っている・・・よしよし。

一合の米(むろん洗米)に、メモリ1の水、醤油(大1)、塩(少々)、酒(大1)。
其の上から、てきとーに切った蛸100g、茹でた枝豆(莢から取り出した)を乗せて炊き上げる。
炊けたら生姜の千切り(適量)を加え、具とご飯をよく混ぜて茶碗に盛るのである。

葉とうD

思わず「南亭、よくやった!」と叫びたいほどの出来上がりだ。

葉とうE

丸亀製麺さん、すんません。。。



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ある訃報 2017年08月01日 映画 トラックバック:0コメント:18

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ILLUSTRATED BY NANTEI

ジャンヌ・モロー逝く。

フランスの大女優、ジャンヌ・モローさんが昨日31日に亡くなったそうです。
映画「死刑台のエレベーター」「恋人たち」「雨のしのび逢い」「突然炎の如く」など、
数々の作品で強い印象を残した個性的な女優でした。

享年89歳。
私の最も好きな女優の一人でもありました。
もちろん主演映画は全て観ましたが、
ジャンヌが62歳の時助演した映画「ニキータ」の存在感は忘れられません。

今は亡きジャンヌ・モローを偲ぶには、この短い映像が最もふさわしいでしょう。
ちょっと意地悪だけど、笑顔がすごくチャーミングなジャンヌそのものというシーン。

1962年に公開された映画『突然炎のごとく』 の中で歌っている、『つむじ風』です。
ギターを弾いているのは、この曲を撮影中に遊びで作ったという、テヘラン生まれの作曲家シルス・バシアクです。




瞑目・・・・


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